2015年10月、マイクロソフトはSurface Pro4と共にスマートフォンLumia 950/950 XLを発表しました。 そして2017年5月、Surface Pro4の後継New Surface Proが発表されましたがLumiaの姿はそこにはありませんでした。
現在事実上最後のマイクロソフト製フラグシップスマートフォンとなったLumia 950/950 XL。 マイクロソフトが携帯電話事業を解散することとなる前に作ったLumia 950/950 XLにはどのようなプランがあったのでしょうか。
Windows CentralはLumia950/950 XLのプレゼン資料の一部を公開しました。
Windows Centralによると、マイクロソフトがモバイルに力を入れていた頃の興味深いアイディアが発見されたとのこと。 Lumia 950は本当ならマイクロソフトのWindowsPhoneブランドを押し上げる存在になる予定でした。 しかし実際にはそんなことはなく、そのままフェイドアウトしていった存在です。
マイクロソフトがLumia 950/950 XLで計画していたのはスマートカバーとLumia Penです。
スマートカバーは閉じた状態でも小さな窓から着信などをチェックできるというものでした。 このシステムはASUS ZENPHONEなどで採用されている物と同じですね。 またカバーにはペンを取り付けることが出来、SurfaceのようにWindowsをペンで操作できたそうです。
詳細は不明ですが、OneNoteでのメモをペンでとったり、デバイスの縁側をジェスチャー操作することが出来るなど実際の製品版Lumia 950/950 XLとはいくつか異なる興味深いアイディアがあったとのこと。
映像で使われていたペンはSurface Penとよく似ており、Lumia 950/950 XLにもSurfaceと同じWindows Inkシステムが搭載された可能性もあったようです。 またLumia 1030(マクラーレン)で採用される予定だった3D タッチシステムもLumia 950で搭載する計画があったとのこと。 握った場所で画面の回転をロックしたり、指を近づけたときだけメニューを表示するといったことが出来るようでした。
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残念亜柄製品版のLumia 950/950 XL向けにこれらの機能の追加の予定はありません。アクセサリーも発売されないでしょう。 マイクロソフトは今のところモバイル向けに何か計画をしているわけではないようですが、本来のLumia 950/950 XLのビジョンは素晴らしい物であったことは間違いありません。
将来的に再びLumiaが復活すること願いましょう。
ソース:
https://www.windowscentral.com/exclusive-microsofts-original-vision-lumia-950
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