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Surface Studio 2+の気になるところ、価格が高すぎる。

Surface Studio 2+誰でもが十分といえる性能を持ったオールインワンPCなのですが、細かいところを見ていくとこれはなかなか大変と思う部分もあります。今回はSurface Studio 2+を実際に触って見て感じた気になるところをまとめてみました。

この記事の作成に当たりSurface Studio 2+は日本マイクロソフト様よりお借りいたしました。また当サイトはマイクロソフトアフィリエイトプログラムより収益を得ています。

Surface Studio 2+の気になるところ

価格が従来モデルよりも大幅アップ

まず一番のポイントは価格が高すぎるということです。Surface Studioはクリエーター向けであり、そもそもお得感はあまりないラインナップでした。しかし今回のモデルはお値段719180円からとなっています。

ラインナップが絞られたとはいえ、従来モデルであれば、444800円からであったことを考えるとその差はかなり大きいものです。昨今の円安の影響も大きくあったと思われますが、この価格でPCを買う人はかなり少ないかも…。

少し古めのCPU

Surface Studio 2+で採用されたプロセッサは『Intel Core i7-11370H』というものが使用されています。このプロセッサは2021年に発売されたモバイル向けCPUで、第11世代のIntelプロセッサと呼ばれるものです。

Surface Studio 2+が発売されたのと同じ時期にSurface Pro 9などのモデルが第12世代のIntelプロセッサを搭載していたことを考えると、少し古いものだと感じてしまうかもしれません。

とはいえSurface Studioシリーズは製造の関係からかほかのモデルでも少し古めのCPUが使われていたためこれは仕方がないことなのかもしれません

グラフィックスカードもノートPC向け

Surface Studio 2+では『NVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop GPU』というものが採用されています。名前の通りノートPC向けのラインナップであり、デスクトップPC向けに比べるとパワーが落ちるものです。

Surface Studio 2+は性質上そのスリムでスタイリッシュなボディに大きなグラフィックスカードが搭載されないのは理解できますが、この価格のマシンであればもう少しパワーが欲しいと感じてしまうのは避けられないところではあります。

それでも唯一無二

Surface Studio 2+は気になるところはたくさんあるのですが、似たデバイスが存在しない製品でもあります。この製品ならではの使い心地は捨てがたいところではあるので、これが良いと感じた人はこれをチョイスするのがいいでしょう。

しかし一方でSurface Studio、スペックアップだけで本体の形状をほとんど変えないのであれば、オールインワンPCではなく『Surface Display 28インチ』としてデスクトップPC用のタッチスクリーンディスプレイとして売ってくれたほうが喜ぶ方も多いはずとも思いました。マイクロソフトさん、お願い致します。

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