Surface Pro 9には大きく分けて2つのモデルがあります。それはIntel CPUを搭載した従来型のモデルと、ARMプロセッサを搭載した新しいモデルです。これらの機種は基本的に出来ることに違いはありませんが、使用用途や機能に若干の違いがあります。今回は違いとおすすめする用途をまとめてみました。
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Surface Pro 9 Intel版の方が優れている点
ほとんどのアプリでパフォーマンスが優れている
Surface Pro 9 Intel版の方がほとんどのアプリケーションでパフォーマンスに優れています。これは多くのアプリがIntelプロセッサ向けに作られている点やまだPC向けにはIntelの方が優れた製品をリリースしているという部分があります。
もしいろいろなアプリやゲームもプレイしたいのであれば、Intelモデルを選んだ方がいいでしょう。
コストパフォーマンスに優れている
Intelモデルの方が全体的に価格が安くなっています。基本的にIntel版の方がアプリの処理速度が速く、価格も安いのでほとんどの人にとってはIntel版を選択した方が無難な選択肢といえるかもしれません。
Surface Pro 9 ARM版の方が優れている点
バッテリー持ちが良い
Surface Pro 9は最大19時間バッテリーで稼働することが出来るとメーカーで説明されており、実際ユーザー検証のテストでも動画変換で13時間も動作するなど非常に長く利用できることが特徴とされています。一方でIntelモデルはメーカー説明で最大15.5時間、ユーザー検証の動画変換で9.5時間となっており大幅にバッテリー持ちに差があります。
5Gをサポートしている
Surface Pro 9 ARMモデルでは5G通信をサポートしており、SIMさえ設定しておけば、PCをつけてすぐにどこでもインターネット接続が可能になります。スマートフォンからのテザリングやポケットWi-Fiの手間がないというのは外出先でよくPCを利用する人にとっては大きな利点なのではないでしょうか。
AI機能が利用できる
ARMモデルには専用のNPUが搭載されているので、AI機能が利用できます。主にビデオ通話の時に利用できる機能がたくさんあり、例えば通話ノイズキャンセル、ビデオ通話の背景ぼかしなどをAIを使って利用することが出来ます。
ビジネスならARM版、それ以外ならIntel版が無難
基本的にはIntel版をおすすめします。Intel版の方がより安く、よりパワフルであることが多いからです。そのため特に理由がなければIntel版をおすすめします。
一方でARM版であれば、ARM対応アプリでは優れたパフォーマンス、外出先でも通信が利用しやすい、バッテリー寿命が長いなどの特徴があり、ビジネスや学習で利用するのであればこちらにもメリットは十分あります。