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Surface Pro 9 Core i5モデル実機レビュー、タブレットにもノートPCにも変わる柔軟性のあるPC。

日本マイクロソフトは2022年10月12日にSurface Pro 9をリリースしました。Surfaceシリーズを象徴するこのシリーズの最新モデルでは今までのSurface Pro XとSurface Pro 8の両方のモデルを統合し、さらに最新のプロセッサに変更するなどの改良を行った機種となっています。今回のレビューにあたりSurface Pro 9 Intel Core i5版端末を日本マイクロソフト株式会社様よりお借りしています。また当サイトはマイクロソフトアフィリエイトプログラムで収益を得ています。それではSurface Pro 9を実際に使って感じたことをレビューしていきたいと思います。

Surface Pro 9とは - なんでもこなせる2in1デバイス

https://www.youtube.com/watch?v=oMu-E3knVHU

Surface Pro 9(サーフェスプロナイン)とは、マイクロソフトが発売している2 in 1 PCです。2 in 1とは、2つの機能を1つのデバイスでできるという意味で、Surface Proは着脱式キーボードによってノートPCのように使うことも、タブレットのように使うこともできます。Windows 11搭載でパソコンとしても完璧に使用できますが、タブレットスタイルにすることでイラスト作成やノートのように直接メモをとるなどの液晶タブレットとしてもしっかり使えるというのはいろいろなことをしたい人にはもってこいですよね。

マイクロソフトでSurface Pro 9を見る

Surface Pro 9のスペック - 最新デバイスらしい堅実な性能

名前 Surface Pro 9 Intel モデル
本体 長さ: 287 mm
幅: 209 mm
高さ: 9.3 mm
重量1: 879 g
ディスプレイ スクリーン: 13 インチ PixelSense™ Flow ディスプレイ
解像度: 2880 X 1920 (267 PPI)
色の設定: sRGB、鮮やかさ
最大 120Hz のリフレッシュレート (動的リフレッシュ レート対応)
縦横比: 3:2
コントラスト比: 1200:1
アダプティブ カラー
自動カラー マネジメント対応
タッチ機能: 10 ポイント マルチタッチ
Dolby Vision IQ™ 17 対応
Gorilla® Glass 5
RAM 8 GB、16 GB、32 GB (LPDDR5 RAM)
プロセッサ 第 12 世代 Intel ® Core™ i5-1235U プロセッサ
第 12 世代 Intel® Core™ i7-1255U プロセッサ
グラフィックス Intel® Iris® Xe グラフィックス
ストレージ Surface Pro 9 (Intel/Wifi): リムーバブル 7 ドライブ (SSD) オプション: 128 GB、256 GB、512 GB、1 TB
バッテリー 通常のデバイス使用で最大 15.5 時間
ネットワーク Wi-Fi 6: 802.11Ax 対応
Bluetooth® 5.1 ワイヤレス テクノロジー
外部端子 USB 4.0/Thunderbolt™ 4 搭載 USB-C® x 2
Surface Connect ポート x 1
Surface タイプカバーポート x 1

Surface Pro 9の特徴 - 熟成した”Proシリーズ”ならではの安心感

Surface Pro 9を使って感じた利点、特徴などをまとめてみました。

新しいカラーが加わったカラーリング

Surface Pro 9では、定番のプラチナに加えてフォレスト、サファイア、グラファイトの4色展開となっています。今回レビューで使用させていただいているのもフォレストカラーで、一見プラチナに見えますが、少し緑がかっていることで、エレガントさと個性がバランスよく取れているのではないかと思います。

キックスタンドで見るも使うもらくらく

Surface Proなので、もちろん内臓のキックスタンドで立たせることも可能。ノートPCスタイルで作業するときはもちろんのこと、キーボードを外して動画を見たり、ゲームをしたりするときにも重宝しますよ。

Surface Pro 9はペン対応のタッチスクリーン端末のため、キックスタンドを最大まで倒すことで、イラスト作成やノート作成にも便利です。キックスタンドを最大まで倒したときの少し斜めの角度は非常に書きやすい角度となっています。

タブレットタイプだから縦持ちOK

個人的に重宝しているのが縦持ち機能。一般的なノートパソコンではできない特徴の1つです。通常ノートパソコンの画面比率はテレビと同じ16:9の横長ワイドスクリーンです。しかしSurface Pro 9では縦に長い3:2のスクリーンを採用されています。これは編集作業やWebサイトを見るのに適したサイズとなっています。

さらにSurface Pro 9を縦方向に傾けると縦サイズでWebを閲覧可能。縦方向だと長い文章のニュースサイトなども閲覧しやすく、Webを雑誌のように見ることができます。

一度使うとハマるスタイルなのでぜひSurface Proを入手したら試してほしい機能の1つです。

便利なタイプカバー

Surface Pro 9では専用のタイプカバーキーボードを利用できます。通常は同梱されていないため、Surface Slim Pen 2搭載タイプカバーを購入することをお勧めします。

専用のカバーはペタっと磁石でSurfaceの下にくっつくため、着脱は簡単です。しっかりくっつきますが、引っ張るととることができます。キーボードは本格的なフルサイズキーボードで、昔のSurface Proのキーボードよりもキーの幅や入力時のたわみも調整され、かなり打ちやすくなりました。トラックパッドはSurface Laptopに比べるとやや小さいものの、横に広いタイプで非常に快適に利用できます。

タイプカバーは装着したまま折りたたむことで液晶カバーにもなります。持ち運びの際カバンの中で液晶が傷つかないか心配な方もこれで安心ですね。

堅牢な性能、最新作業もサクサクこなせる

Surface Pro 9は大きく分けて3つのモデルがありますが、おそらくもっともスタンダードなIntel Core i5モデルでも最新の第12世代プロセッサの機能のおかげで一般的なOffice作業やネット閲覧、オンライン会議、ちょっとした編集アプリもサクサクこなすことができます。

より高度な動画編集や音楽作成、デザイン系の作業なども考えているのであればIntel Core i7の上位グレードのものを選択すれば、より快適に利用することができると思います。ただし、Surface Pro 9では高性能GPU搭載モデルはないため、本格的な動画編集やゲームプレイを考えているのであればSurface Laptop Studioか、他社のゲーミングPCを選択したほうがいいかもしれません。

パワフルなカメラやマイクでテレワークにも最適

Surface Pro 9では1080pのフルHDフロントカメラ、10MPのオートフォーカス付きリアカメラを搭載。Microsoft TeamsやZOOM会議をしてもかなり綺麗な画質でビデオ通話を利用することができます。またマイクについてもDual far-fieldスタジオカメラを搭載しているので、くっきりした音声で会話可能です。

カメラはWindows Hello 顔認証対応のものなので、ログイン画面で画面に顔を見せるだけでログインすることが可能です。セキュリティ的にもパスワード入力よりも生体認証のほうが安心なのでこれはうれしいですね。

一方で従来のSurfaceにあったイヤホンジャックは廃止されているため、有線イヤホンを使いたい場合はUSBアダプターなどの周辺機器が必要となります。

メディアを楽しめる高音質スピーカー

Surfaceの特徴として音質がいいというのもあります。Surface Proの内臓スピーカーはドルビーアトモス搭載の2Wステレオスピーカー。薄いタブレットタイプのデバイスとは思えないほど臨場感のある立体感が楽しめるスピーカーとなっています。

ノートPCは作業用途で使う方も多いかもしれませんが、バックグラウンドでBGMを流して作業する方も多いのではないでしょうか?Surface Pro 9のスピーカーなら別途スピーカーを用意しなくとも十分な音量、音質で動画も音楽も楽しむことができますよ。

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Surface Pro 9まとめ - これさえあれば何もいらないは健在

Surface Pro 9は薄型で軽量、スタイリッシュな2in1デバイスです。タッチもキーボード操作も使いたい、オシャレでしっかりとしたつくりのPCが欲しいという方にぴったりなパソコンです。

Surfaceタイプカバー(キーボード&ペン)が別売りなことや円安の関係で価格が少しお高めの価格設定にはなっていますが、Windowsでできることをほとんど快適にこなせる1台なので、初めての方にも、移動用のサブPCにもおすすめです。

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