マイクロソフトはベータ版のWindows 11 KB5037008(Build 22635.3570)をリリースしました。このアップデートでは、ファイルマネージャーとファイルエクスプローラーの大幅な改善が見られており、タブの複製という新機能も有効になっています。
タブの複製が可能に
Windows 11のファイルエクスプローラーはタブを使って様々な場所を一度に開くことが可能になりましたが、タブを右クリックすることで「タブの複製」をすることが可能になる機能が追加されました。これにより同じ場所を別のタブに開くことが出来ます。
タブの複製を利用することで、一度もう一つウィンドウを開いておき、片方ではさらに深い階層のフォルダに移動するといった作業が簡単にできるようになります。
エクスプローラーのメモリリーク問題も修正
KB5037008では、Windowsファイルエクスプローラーのアーカイブフォルダへのアクセスの際に発生していたメモリリークも修正されます。またデスクトップアイコンの間隔が以上に広くなっていたという問題も修正されます。ファイルエクスプローラーのホームセクションの読み込みも高速化され、アドレスバーのドロップダウンメニューが誤って表示されることもなくなりました。
タスクマネージャーも改善
Windows 11のタスクマネージャーでは、RAMの速度の単位がMHzではなく、MT/sと表示されるようになりました。またソート機能が改善され、プロセス終了リクエストを受け取った際に、より早くプロセスが解放されるように調整されました。
またタスクマネージャーが開いているときに「USBデバイスを取り出すためのハードウェアの安全な取り出し」がブロックされる場合があるという不具合も修正されました。
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