マイクロソフトはWindows 11 Insider Betaチャネル向けにKB5017390の提供を開始しました。今回のアップデートでもビルドバージョンが2バージョン提供され、バージョンが高い方が新機能がオン、低い方は新機能がデフォルトではオフになっています。
- Build 22622.598= 新機能のロールアウト
- Build 22621.598= 新機能はデフォルトでオフ
設定の機能が改善
Build 22622.598で改善された唯一の点は、「設定」セクションで、Steamやそれで実行されている相互依存関係のアプリのアンインストールがサポートされなくなります。またWin32アプリの修復も出来なくなるようです。
Build 22622.598 での修正点
ファイルエクスプローラー
- フォルダウィンドウを別プロセスで起動する」設定になっている一部のInsiderにおいて、explorer.exeのクラッシュにより、直近2フライトでFile Explorerを起動できない不具合を修正しました。
- File Explorerがフルスクリーン（F11）のとき、File Explorerの上部（アドレスバーがある部分）を操作できない問題を修正しました。
- コピー、ペースト、ごみ箱を空にするなどのコマンドバー項目が、有効であるはずなのに予期せず有効にならない場合がある問題を修正しました。
その他の修正
- 印刷キューの複製が作成される問題を修正しました。このため、元のプリントキューが動作しなくなります。
- Roaming User Profilesに影響する問題を修正しました。サインインまたはサインアウトした後、一部の設定が復元されない。
Windows 11 Insiderについて
Windows 11 Insiderビルドは正式リリースの前に有志がテストを行うためのプログラムです。最新ビルドを試して開発チームにフィードバックを行い、一般リリースバージョンの開発に協力できます。
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