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ChromebookのCMでやってることはほぼWindows PCでも可能。

最近テレビで見かけるChromeBookのCM。シンプルで使いやすいGoogleのChromeOSを採用したこのデバイスは、使用用途によっては便利なデバイスです。しかし現在行われているCMだと少々誤解を招く印象を与えるものとなっています。

Google ChromebookのCM

Google ChromebookのCMでは、「6秒で起動するPC欲しくない?」「12時間も持つバッテリーとかどう?」「ウィルス対策ってちゃんと出来てないと困るよね?」とChrome Bookならではの特徴をCMするものとなっています。

それ、Windowsでも出来ますよ

6秒で起動するPC欲しくない?

Chromebook対抗マシンSurface Laptop SEは参考価格2万円台(教育機関価格)のデバイスですが、起動時間はフルシャットダウン状態から21秒、マイクロソフトが推奨する運用方法であるスリープからの立ち上げで4秒で起動できます。

少し古い検証動画にはなりますが、こちらの動画ではWindows 10とChrome Bookの同じハードウェアでの起動テストを行いほぼ同じ起動時間であると結論づけています。

12時間も持つバッテリーとかどう?

マイクロソフトのSurface Laptop Goは7.5万円からのデバイスでバッテリーは最長13時間Surface Pro 8では最大16時間などWindowsのデバイスでも近年バッテリーの持ち時間は長い機種が増えています。

Surface Laptop Go公式サイト

Surface Pro 8公式サイト

ウィルス対策ってちゃんと出来てないと困るよね?

Windows 10/Windows 11では最高評価クラスのウィルス対策ソフト「Microsoft Defender」が無料で最初から利用できます。特別な設定は不要です。面倒な更新なども必要ありません。Windowsのサポートが続く限り、Microsoft Defenderで守ることが出来ます

Windows でのMicrosoft Defenderウイルス対策の概要 | Microsoft Learn
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組み込みのマルウェア対策とウイルス対策の保護機能である Microsoft Defender ウイルス対策を管理、構成、 ...

docs.microsoft.com

ChromeBookが向いてるとこ、Windowsが向いてること

Google ChromebookとWindows PCでは得意なところが異なります。

Chromebookのここが強み

ChromeBookはその安さこそが最大の武器

Google Chromebookの最大の特徴はなんといっても安いこと。3万円~6万円程度で十分にそこそこ使えるマシンが手に入ります。もちろん出来ることも限られますが、ともかく安いです。

Chromebookの安いマシンの例:

Windowsの安いPCの例:

ChromebookはAndroidアプリとの互換性がある

ChromebookならAndroidと同じアプリをそのまま使うことが出来ます。Windows 11ではAndroidのサブシステムを使ってAndroidアプリを使うことが出来るようになったり、サードパーティのエミュレーターでAndroidアプリを使うことが出来ますが今のところAndroidのパフォーマンス面では劣る環境になっています。

Chromebookはシンプル

Chromebookは基本的に「Google Chrome」と「簡単なAndroidアプリ」が動くマシンなので、出来ることは基本的にGoogle Chromeで動く内容に限られています。高度なゲームプレイ、本格的な動画編集など色々なことは出来ません。

ブラウザーと簡易的な文章作成が出来れば良いレベルであればシンプルで用途に合っていると言えます。

Windows PCのここが強み

Windowsなら本格的なPCアプリが使える

Windows 11、Windows 10では豊富なアプリが利用できます。例えばWordやExcelなどのフルバージョンが使えるのはもちろん、プログラミングやイラスト、作曲ソフトなどあらゆるアプリが利用できます。

Chromebookで利用できるのはほとんどスマホアプリレベルのものであり、本格的な作業には不向きなものがほとんどです。

Windowsならあなたにあったマシンがきっとある

Windows PCは現在では2万円台からあります。もちろん安い機種では動作がもたついたり、重たいアプリが利用できないなどの制限はあるものの、あなたの使用用途によってはそれで十分かも知れません

逆に言えば3Dゲームやヘビーな動画編集などを行う場合でもそういった用途に向いたマシンもありますから、Windowsなら選択肢がたくさんあるということになります。

Windowsならローカルでも作業が出来る

Chromebookはネットに繋がっていないと基本的には機能が制限されていまいます。しかしWindows PCはローカルでも動くように設計されているアプリがほとんどなので、オフラインでも使用するという場合はメリットが大きいと言えます。

Windowsなら豊富な周辺機器が利用できる

ChromebookでもAndroidと同じようにUSBメモリーなどいくつかの周辺機器は使用することが出来ます。しかしWindowsほどではありません。

たとえばプリンターやオーディオインターフェイス、ペンタブレットなど色々な周辺機器を接続したいと考えている場合、ChromeBookでは対応出来ない可能性があります。

 

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