企業向けのMicrosoft Defender for Endpointを使用している場合、管理者はiPhoneがJailbreak(脱獄)しているかどうかをすぐに確認することが出来るようになります。
Jailbreakを検出
『デバイスがJailbreakされているのを検出すると、Microsoft 365 Defenderのセキュリティチームにアラートが表示される』とMicrosoftシニアプログラムマネージャーのShravan Thota氏は説明しています。
『その後デバイスは高リスクのデバイスとして見なされ、リスクスコアはアプリの保護またはデバイスコンプライアンスポリシーと共有されるため、企業はすぐにリスクのあるデバイスをブロックできます』
脱獄はやはり危険
マイクロソフトによれば、Jailbreak端末はマルウェアに対するアップルの保護を受けられず、定期的なiOSのバージョンアップも受け取ることが出来ないため、企業のデータへのリスクを伴います。もしもJailbreakされたiPhoneをMicrosoft Defender ATPで管理されているネットワークに接続している場合、企業ネットワークにアクセス出来なくなる前にiPhoneをネイティブOSに戻すことをおすすめします。
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