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Windows10はいかにして最高のOSになったのか。

Windows10、アップデートした人からの意見は大半が好評ですよね。

いかにしてWindows10が成功したのか、

少し考えてみたいと思います。

 

 

 

聞かなきゃ分からないこともある

Windows8は最高のOSになるはずでした。

スマートフォンの要素を取り込みシンプルで使いやすく、

さらに動作も当時一番高速なOSになっていました。

 

マイクロソフトは独自の調査データを元にユーザーのWindowsの使い方を分析し、

実際には殆どのユーザーが15個以上のアプリを使わないという前提の元

あのスタートメニューが開発されました。

 

しかし実際にはスタートメニューから選んで起動する使い方を

気に入っている人が大半で結局Windows7に残るユーザーが沢山出てしまいました。

 

 

ユーザーの意見を募る仕組み

 

そこでMicrosoftが考えを改めデータによる調査だけではなく

直接ユーザーの意見を聞く仕組みを作ることにしました。

 

まずは「Insider Preview」です。

開発バージョンのWindowsを開発者だけに公開するのではなく

Windows好きのユーザーにも配布するという初の試みを行いました。

これを行ったことで従来よりも多くの人が

開発バージョンのWindowsを触ることになり、

結果的に正式リリース時点でほとんどバグのないOSが出来上がりました。

 

このようなOSの先行体験はWindows10、Windows10 Mobile、

XboxOne、Xbox360などで提供されています。

 

次に「Uservoice」です。

直接Microsoftへ意見を述べ、新機能を投票で募ることで

今後のアップデートの参考にするサービスです。

これはWindowsだけではなくXbox、Officeなどでも採用されています。

 

実際に改善された例

 

・スタートメニュー

いうまでもなくスタートメニューは改善されました。

Windows7ユーザーにも、8ユーザーにも使いやすいスタイルが採用され、

さらにタブレット向けにはWindowsPhone風のUIへと生まれ変わりました。

 

・アクションセンター

通知を一つにまとめ、通知を見直すことができる仕組みになりました。

 

・マルチディスプレイ環境

複数ディスプレイでも使いやすいように

ユーザーの意見を取り入れ、タスクバーは両方に表示するなどの改善が行われています。

 

・ストアアプリのウィンドウ化

ストアアプリとデスクトップアプリで動作が違っていましたが

Windows10では両方同じような操作で取り扱えるようになっています。

 

・電源ボタンの復活

スタートメニューに電源ボタンが復活しました。

※Windows8.1でも復活してます

 

 

 

 

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たまには記事らしい記事を書いてみました。

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