Windows 10は様々なシステムに搭載されているOSですが、一般的に高性能なプロセッサと大容量RAMが必要となります。 そのためただの計算機でWindows 10は動作しないと考えられています。 しかし開発者のBenはHP Prime Graphing Calculatorというグラフィックディスプレイを備えた電卓上でWindows 10を動作させることに成功しました。
小型デバイス用Windows 10
Windows 10といっても様々な種類があります。 Windows 10 Pro、Windows 10 Homeなど全てで9つのエディションがありますが、今回使われているのは小型デバイスや組み込みデバイス向けのWindows 10 IoTというバージョンが使われています。
限定的な機能
開発者のBenによると、Windows 10 IoT Coreを使っており、完全なWindowsシェルエクスペリエンスは動作しませんが、UWPアプリとバックグラウンドプロセスは利用することが出来たとのこと。 なお、画面サイズがあまりにも小さすぎるため、エラーコードが全て表示されないなどの問題もあるとのこと。
256MBしかない電卓上でWindows 10をどうやって実行したのか、また使い道を含めて不明ですが、こういった開発者の試みによりWindows 10色々なデバイスに移植される可能性があるのは興味深い事です。
開発者のBenはWindows PhoneやOnePlus 6にWindows 10をインストールしたほか、Nintendo Switch上で動作させることも試みています。
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