AMDの主力製品であるAPUは驚くほど小さいものですが、高価なグラフィックカードがなくとも十分にゲームがプレイ出来ることを照明してくれます。
AMDのプロセッサはこの分野に詳しくない人には少し分かりづらいかもしれません。 Intelはすべての主要なCPUに統合グラフィックスを搭載していますが、AMDはグラフィックス搭載のものと、搭載ではないものがあります。
Ryzen 5 3400Gはグラフィックス機能を備えたAPUで、Ryzen CPUコアとVega GPUコアの両方を含みます。 その結果デスクトップ上で内蔵グラフィックスでも非常に高いパフォーマンスを実現しています。
技術的な仕様
- CPUコア/スレッド:4/8
- GPUコア:11
- ベースクロック:3.7GHz
- 最大ブーストクロック:4.2GHz
- 総L1キャッシュ:384KB
- 総L2キャッシュ:2MB
- 合計L3キャッシュ:4MB
- PCI Expressバージョン:PCIe 3.0 x8
- デフォルトのTDP / TDP:65W
- 最大時間:95°C
AMD Ryzen 5 3400Gについて
AMD 3000シリーズのAPUですが、一般のRyzen 3000 CPUラインナップのように7nmアーキテクチャではありません。 150ドルという安価な価格設定のため、恐らく購入者はそこに大きな不満を抱くことはありませんが、命名の規則が分かりづらいというのは感じます。
この3400Gは前世代ZEN+12nmアーキテクチャでRyzen 5 2600などに搭載されています。 統合GPUも更新されていませんがVega 11GPUコアを利用でき、非常に高いパフォーマンスを持っています。
なのでハードウェア的には最新、最高のものではないかも知れませんが非常にコストパフォーマンスの良いバランスとなっています。
ゲームパフォーマンス
https://www.youtube.com/watch?v=jOsbtzWZOBM
- F1 2019-1080p、ミドル設定-62 FPS平均
- Rise of the Tomb Raider(DX12)-720p、ミディアム設定(影なし)-58 FPS平均
- Deus Ex Mankind Divided-720p、ロー設定
- Forza Horizon 4-1080p、ロー設定-53 FPS平均
- Wolfenstein 2-720p、ロー設定-60FPS固定
- ダートラリー-1080p、ハイ設定-59.8 FPS平均
グラフィック設定を落とせば人気のバトルロワイヤルゲームもプレイすることが出来ます。 例えばPUBGの場合、1080pの75%レンダリング、低設定で40~60fps程度のパフォーマンスで動作します。
まとめ
150ドルのローコストで購入出来るAPUとしては非常に高いパフォーマンスを持っていることがわかります。 パソコンゲームは高くて敷居が高いと感じている人にとって良い選択肢になるかもしれません。
[amazon_link asins='B07SXNDKNM' template='auto-ts' store='api-wpxxxx314320-22' marketplace='JP' link_id='336289b9-3989-44cc-a9b4-3ba470a223ed']
--