マイクロソフトはWindows 8以降デスクトップのWindowsでもスマートフォンのようにアプリをダウンロードできるストアを提供しています。 このアプリはもともとWindows PhoneとWindows PCのどちらでも利用できるUWPアプリを利用するために提供されていたため、いくつかの制限がありました。 しかしこういった経緯から考えると、将来的な展望は明るくないかもしれません。
ストアアプリ以外でもすべての機能が利用可能に
Mary Jo Foley氏とのインタビューで、Windows Developer Platformのコーポレートバイスプレジデントを務めるKevin Gallo氏はいくつかの懸念について言及しました。
彼はMicrosoft Storeで提供するUWPアプリのタッチ、インク対応、解像度といった独自性を用意するのは間違いであったと語り、開発者に機能を選択させるのは間違いであったと語りました。
「私たちはそんなことをするべきではありませんでした」と彼は語りました。
現在はマイクロソフトはWindows Forms及びWindows Presentation Foundation(WPF)テクノロジーを含むWin32アプリケーションにこれらの機能へのアクセスを提供しようとしており、Gallo氏はUWPを廃止するわけではなく、Win32、UWP、Windows Presentionはすべて完全な状態に昇格されたといいます。
マイクロソフトは以前パッケージ化されていないWindowsデスクトップアプリは、Windows Runtime(WinRT)コンポーネントを使用できるようになると話していました。 そしてこれはWindows10 May 2019 Updateで提供が開始されます。
しかしストアはどうなるのでしょうか。
ストアの今後について
「ストアは取引に使う場所です。」「アプリを別の方法で利用することもできます。 ストアに登録されている必要はありません。 人々がマイクロソフトのアプリが良いものだと考えているかどうかが重要」と語っています。
マイクロソフトがWindows10でストアを全面的に押し出してOSをリリースしたことを考えると、ストア以外のアプリを押し出すのは大きな方針転換になります。
Windows開発者に自分のアプリをUWP/Storeアプリにするか再パッケージするか、あるいは両方を強要する時代は終わったようです。
Microsoft Officeのストア配信も終了、計画的な縮小の可能性も
マイクロソフトは、Microsoft Storeでの音楽や本の販売を終了、最近では目玉アプリのMicrosoft Officeのストアでの配信を終了しました。
もともとWindows PhoneとPCでどちらでも同じアプリが使えるというUWP構想のために生まれたMicrosoft Storeだけに、Windows Phoneがなくなった今、存在意義が常に問われ続けていました。
ストアが今後どうなっていくのかはまだ公式にはわかりませんが、ストアを押し出すつもりはもうないのかもしれません。
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