Surface Book 2 15インチモデル、国内発売から早1か月。
ほぼ毎日使っての感想をまとめてみました。
発売日に掲載したレビューと重複している部分もあると思いますが、1か月じっくり使ってわかった良いとこ、悪いところをいろいろまとめてみました。
スペックなど細かいところは前回のレビューで一通りまとめてますので、そのあたりは前回の記事をご覧ください。
文字通りデスクトップ級
使っていて一番これが良い!と思ったのは本当にデスクトップ並みの性能なんです。 画像を開いたときにもたついたり、情報量が多いWebサイトでスクロールが遅れることもありませんし、画面が大きい4Kディスプレイなのでたくさんの情報が表示できます。
膝にのせても基本的に熱くならない
大抵のノートパソコンって膝にのせて使っているとほんのりあったかくなりますよね。 ですがSurface Book 2は基本的にはキーボード側はずっと冷たいまま使えます。
というのも基本的なCPUやRAM、バッテリー、通信機器などはすべてディスプレイ側についているので、キーボード側は冷たいままの場合が多いんです。
とはいえゲームや本格的な写真・動画編集アプリなどGPUをガリガリ使うアプリだとキーボード側も熱くなるのですが、私はこういう作業をメインにしてませんし、こういう作業をするときはテーブルにおいて使うことが多いのでそれほど気になりません。
バッテリー持ちは本当に良い
公式サイトでは動画再生で17時間のバッテリー持ちと言われているSurface Book 2ですが、パソコンのバッテリー持ちに関する公式サイトの情報ってあんまり当てにならないんですよね。 常駐アプリ、バックグラウンドアプリの状態や利用しているアプリの種類などによっても大きくバッテリー消費量が違うため、使う人によっては公式の情報よりもかなり短いと感じることも少なくありません。
私はSurface Book2の使用用途はOneNoteでの記事執筆、Microsoft Edgeでのブラウジング、Coverでの読書、Netflixでの動画視聴あたりをメインに使っていますが、がっつり使っても一日十分持つ性能はあると思います。
一度出張に持って行った時も、3日間充電しなくても十分使えました(移動中に記事を書いたり、取材のメモなどを取るのに使いました)
もちろん例によってゲームや動画編集などGPUをがっつりつかうアプリでは一瞬でバッテリーがなくなる可能性も十分あるわけですが、基本的にはバッテリーを気にしなくていいのは素晴らしいことです。
キックスタンドが恋しい
Surface BookはSurface Proの完全上位モデルだ!と考えていた時期が私にもありました。
しかしSurface ProにあってSurface Bookにない機能があります。
それはキックスタンド。
え?と思われた方もいるでしょう。 Surface Bookは強力なヒンジでディスプレイを支えるため、キックスタンドはありませんし、基本的に必要ありません。
しかし私はSurface Bookにもキックスタンドが欲しいと感じました。
というのも、Surface Bookをキーボード部分から取り外してタブレットにしたとき、スタンドがなくなってしまうんです。
キーボード部分をスタンドのように使ったりもできるんですが、やっぱりキックスタンドの方が手軽ですし、動画視聴やちょっとだらっとSurfaceを使いたいときのためにキックスタンドが欲しくなります。
まとめ:30万円の価値はある?
Surface Book 2の性能がどんなに魅力的だと感じている人でも、Surface Book 2の購入に踏み切れないのは「結局30万円もするものが必要か」ということでしょう。
ゲーム用途であれば15万円程度で近い性能のゲーミングノートが売ってますし、タブレットであれば通常のSurface Proの方がずっと安くて使い勝手も良いです。
結局どうなの?と言われれば、これは難しいところです。
30万円のSurface Book 2を買っても、結局私はSurface Book 2で文字入力をメインに使っているので安いパソコンでも良い気もしますし、何よりデスクトップのゲーミングPCがあるので本格的な作業はそっちでやってしまってます。
一方で、十分なバッテリーと性能があるおかげで外出時でも気にすることなくPC環境を持ち運べるようになったのは自分にとって革命的だと感じてますし、ゲーミング環境も手軽に持ち出せるところもうれしいところです。 この2点で私は買ってよかったと強く思うようになりました。
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