マイクロソフトがiPad発表前から開発を続けていたと思われる2010年に開発中止となった伝説のデュアルスクリーンPC、CourierについてBuild 2018で少しだけ語られました。
セッションではCourierのデザイナーとして担当したJon FriedmanがCourierとは何だったのか、そして何故開発中止になったのかを語りました。
キャンセルされた理由は、当時のWindowsの方針と一致していなかったからです。 CourierはWindowsのカスタムバージョンが動作していましたが、Windows8、Windows Phone 8をすべてのフラッグシップデバイスに搭載することを目指していた当時ではあまりにも特殊な端末でした。 またMetroアプリケーションを実行できなかったという問題もあり、開発者を呼び込むことは出来ないと考えられました。
そういった経緯でスティーブバルマーはCourierのプロジェクト終了を決定したようです。
Courierはノートをとったり、メールを送ったり、そして一般的な生産的な仕事が行えるデュアルスクリーンPCになる予定でした。
ソース:
https://www.windowscentral.com/microsoft-finally-talks-about-what-happened-courier
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