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NVIDIAグラフィックドライバー、動画エンコードセッションが5から8セッションに。

NVIDIAはグラフィックスドライバーのアップデートにより、同時エンコード可能セッション数を増やしたようです。特に発表が行われたわけではなく、いつ更新されたかもよくわかっていませんが、動画エンコードに関する仕様ページが更新されたとのこと。

8つの同時エンコードセッションに拡張

NVIDIAは2023年3月に同時エンコードセッションを3つから5つに変更していました。そして2024年1月に同時エンコードセッションを5つから8つに増やしたようです。

これはほとんどのNVENC対応グラフィックスカードに適用され、初代NVENC搭載のMaxwellシリーズでも同時に8つのエンコードをサポートされるようになりました。(GeForce GTX 750TiでもNVENCで8つ同時エンコードが可能に)

ただしGTX 1630のみ3セッション同時のままに制限されています。

高まる需要に応える

近年動画エンコードは非常に重要視されるようになりました。例えばほとんどの人がShadowplayやXbox DVRなどで常に重要なシーンを遡って録画する機能をオンにしているのではないでしょうか。それに加えてYouTubeなどの配信活動による動画エンコードは一般的になりました。

こういった中で動画エンコードセッションは非常に求められるようになっています。例えばTwitchでは解像度をユーザー側で複数送信するオプションをリリースしており、パフォーマンスが低いチャンネルでも複数の解像度オプションを提供できるようにしています。

OBSでも、プラグインを入れることでソース別にエンコードするものなどもあり、ゲーム配信とゲーム画面を別で録画したいといった需要もあります。

また、複数のプラットフォームで同時配信したいという需要もあるでしょう。

そういった中で今回のGeForceの緩和措置は非常にありがたい変更だといえるでしょう。

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