マイクロソフトはXbox Game Studios Publishingの新部門として「Cloud Gaming Organization」を発表しました。この部門は様々な世界のゲーム開発チームと提携し、クラウドネイティブゲームの開発を目指すとのこと。
クラウドネイティブゲーム開発へ
https://www.youtube.com/watch?v=_qy0I71cDcw
現在クラウドゲームはまだ初期段階です。しかしマイクロソフトはNetflixがサービス開始当初インターネットの速度はまだ十分に動画ストリーミングに適したものではなく、レンタルDVD配送サービスの形でサービスを開始していたことを例にとり、時代が追いつく前にテクノロジーに投資するとのこと。
新部門にはStadiaチームから移籍した人物が担当
この部門の発表はクラウドゲーミングシニアディレクター、Kim Swift氏が行いました。Swiftはベテランゲームデザイナーとして知られる人物で、Portalのプロジェクトリーダー、Left 4 DeadのValve側のゲームデザイナーを務めた後は現在は解散したStadia Games And Entertainmentでゲームデザインディレクターとして働いていました。
2021年6月にXbox Game Studiosで、クラウドゲームを担当するようになっています。
クラウドパワーでより複雑なゲームを実現
Swiftによれば、「クラウドゲームはリーチとアクティビティに大きな可能性を秘めていると信じている」と説明しています。またまだ初期段階ではあるものの、クラウドテクノロジーを使用することでより良いグラフィックス、より複雑な知能を持ったNPC、といったネイティブハードウェアを超える機能を実現することも含まれると説明しています。
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