以前からXbox Series Xにはオーディオレイトレーシングが搭載されているという求人情報などにもとつく噂はありましたが、今回専用のオーディオチップが搭載されていることが関係者の証言から正式に判明しました。
【おさらい】Xbox Oneのオーディオチップ
あまり知られていない部分ではありますが、Xbox Oneでもオーディオチップが搭載されています。 Xbox Oneはオーディオチップにより、音の処理を専用チップで行うことが出来たため、より複雑なオーディオ表現が可能でした。
次世代ゲーム機ではスタンダードになるといわれている「3D オーディオ」についてもXbox Oneでは既にサポートしており、「ドルビーアトモス」や「DTS:X」、「Windows Sonic」といった最新の立体音響をサポートしています。
これらの3Dオーディオ機能は対応ゲームタイトルだけでなく、一般的なゲームであっても、アップスケールして利用することが出来ました。
メモリとCPUパワーのためにアーティストが戦う必要はなくなった
Xbox Series Xではサウンドデザイナーの表現が豊かになるオーディオチップが搭載される予定です。
Xbox Game StudiosのNinja Theoryに所属するシニアサウンドデザイナーDaniele Galanteは新しいXbox Series Xであれば、プログラマーとアーティストが対立することなく、サウンド表現に必要なすべてのパワーがあることを確認しています。
「オーディオ専用のチップを用意する予定です。つまり、プログラマーやアーティストとRAMやCPUパワーを奪い合う必要はありません。
グラフィックスは独自のビデオカードを使用していることは当然です。しかし、オーディオでは、(一般的には)そのようなものはありません。今、私たちは私たち専用ハードウェアの力を持っています。」
Xbox Oneシリーズでもオーディオ専用チップは搭載されていましたが、Xbox Series X世代ではさらに進化しほぼすべてのオーディオに関する計算が可能になることが期待されます。
オーディオレイトレーシングで音がゆたかに
Xbox Series Xのハードウェアアクセラレーションレイトレーシングを使うと、オーディオには新しいシナリオを有効にすることが出来ます。 それを使うと、より良い反響、空間オーディオなどを使用する場合も、レイトレーシングデータに基づくオーディオ表現が可能となります。
Xbox Series Xではどのように実装されるかは不明ですが、建物の大きさや材質に応じて音が変化するGears of Warのような表現が可能になると予測されます。
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