マイクロソフト、ウクライナへのサイバー攻撃保護などの対応を発表。

マイクロソフトはロシアが進行を始める2月24日の数時間前に「Foxblade」と呼ばれる新しいマルウェアを発見したことなどを発表しました。

開戦前にウクライナへサイバー攻撃を知らせた

マイクロソフトの脅威インテリジェンスセンターは、攻撃が行われる数時間前にウクライナのデジタルインフラに対してサイバー攻撃が行われていることを検知し、ただちにウクライナ政府に情報を知らせたと発表。また技術的な支援も行ったとのこと。

マイクロソフトによれば、現在ウクライナ政府に対して医療、保険、交通、個人情報、政府情報などを盗もうとするサイバー攻撃の動きがあるようです。

マイクロソフトの今後の対応

ウクライナのサイバーセキュリティ対策を支援する取り組みに加え、ロシア政府のプロパガンダの露出を減らすように自社プラットフォームでの活動や資金提供を行いようにする措置を行っていることを明らかにしました。

そのため、MSN.comを含むMicrosoft Startではロシア国営メディアの情報が一切表示されなくなったほか、Microsoft Storeからロシア政府メディアアプリの削除、Bingでのロシア国営メディアのランク引き下げなどが行われました。

さらにMicrosoftの広告ネットワークで国営メディアであるRTとSputinikをすべて禁止措置とし、これらのサイトで広告が表示されなくなったことも発表されました。

 

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www.onmsft.com

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