NTTデータとマイクロソフトは戦略的協業を発表しました。今後NTTデータはMicrosoft Azureプラットフォームを活用し、事業成長及び生産性の向上を支援するとのこと。
Azureを使った効率化の支援
マイクロソフトとNTTデータは以下のような事業で協力するとのこと。
1. お客さまのデジタルトランスフォーメーション
両社は、お客さまの DX の推進のため、Microsoft Azure 上に新たなソリューションおよびサービスを連携して開発し展開を行います。Microsoft 365、Microsoft Teams で提供される生産性向上の技術と組み合わせ、NTT データが提供するナレッジマネジメントソリューション「everis knowler (注2)」、RPA ソフトウエア「WinActor (注3)」を拡張し、お客さまの業務の効率化を支援します。また、SAP アプリケーションなど基幹系システムの Microsoft Azure への移行やマネージドサービスなど、ソリューション領域を順次拡大し、幅広い業界のお客さまを対象とした DX を推進していきます。2. ワークスタイル変革
両社は、グローバルで社員の力を高めて組織力を最大化することを目的としたワークスタイル変革を、デジタル技術を用いて推進します。本取り組みでは、NTT データ社内のワークスタイル変革を加速させるため、Microsoft 365 で提供されるセキュリティー製品群や、Microsoft Teams などのコラボレーションツールを活用し、生産性向上を目的とした IT・制度の両面における環境整備を進めます。また、成果の増大につながる働き方やベストプラクティスの共有を進めることで組織全体の働き方変革および社員一人一人のパフォーマンス向上を図ります。この活動で得られた実績や、実際のシステム構築のノウハウをもとにあらゆる業界のお客さまへ、ワークスタイル変革を両社で提案していきます。3. 人財育成
両社は、デジタル人財育成・活用のさらなる促進のために協力します。本取り組みでは、マイクロソフトがこれまで手掛けた、組織文化の改革などグローバルでのさまざまな DX 事例を活用します。また、DX をお客さまに提案する人財として NTT データ社員が、マイクロソフトのクラウド関連の認定資格を取得するなど、グローバルで 1 万人規模の人財を育成する予定です。4. 社会貢献活動への取り組み
NTT データは、グローバルヘルスの重要課題に対して、マイクロソフトが推進する「AI for Health (注4)」と連携して取り組んでいきます。NTT データは、国連で採択された持続可能な開発目標 (SDGs) のひとつである感染症根絶に向け、同社の AI 画像診断技術を活用していきます。
NTTデータについて
NTTデータは、データ通信やシステム構築を行う日本のシステムイングレーターです。NTTデータはNTTドコモと協力してコンピュータネットワークや情報システムを取り扱っているほか、日本政府に関連したシステムなども手がけています。
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