最近はゲーム配信や実況が手軽になったことや、XboxOneやPS4の本体機能で配信できることもあって多くの人が配信を使われていることと思います。
しかしゲーム配信をやり始めると意外と”遅延”が気になり始めます。そんな気になる遅延を解消することが出来るプラットフォーム、Beam.proとTachyonをご紹介します。
配信で気になる遅延を解消
遅延はユーザーとのコミュニケーションに大きく影響します。 たとえばYoutube LiveやTwitchでは約15秒、最も遅延が少ないと言われるニコニコ生放送のような配信プラットフォームでも5秒程度の遅延が常に発生します。 しかしTechyonとBeam.proの配信の場合、最速0.2秒で配信することが可能です。
Techyonとは?
フリーでオープンな動画配信ソフトOBS StudioをベースにFTL対応にカスタマイズして高速化した配信ソフト。 OBS Studioを使っていればデータはそのまま引き継がれますし、UIはそのままなので戸惑うことはないでしょう。もし使い方が分からなければ「OBS Studio」の使い方を検索して調べてみるといいかもしれません。
Techyonのダウンロード
https://github.com/WatchBeam/tachyon/releases からダウンロードできます。
Windowsの場合は.exeのTechyon_Installer_1.2.14.exeなど最新の物をダウンロードしてください。 Macの場合はTachyon?1.2.14.dmgなどの最新の物をダウンロードしましょう。
Beam.Proで配信しよう
Tachyonに対応した配信ソフトは今のところBeam.proのみです。 Beamはマイクロソフトの動画配信プラットフォームで低遅延での配信に対応しています。
配信のセットアップはBEAMからMANAGE CHANNELを選びSETUP STREAM、USE FTLを選んでキーを表示し、Techyonに入力してください。
Beamの使い方、登録方法などが分からない場合は
Beamの使い方の記事を参考にしてください。
セットアップ方法
Tachyonの設定、配信から上記のように入力します。
Ingest Locationは東京、Japanがおすすめです。
場所が近いほど遅延が少なく、安定する場合が多いです。 しかし混雑時は他のサーバを試してみるのもいいでしょう。
Stream Keyにあなたのキーを入力してください。
映像ビットレートは2500が推奨値です。 基本的にあげるほど画質が良くなりますが、その分回線が重くなります。
映像の解像度は1280x720が推奨です。 1080pなどにしたいところですが遅延が大きくなったりしますし、ビットレートが2500程度なら大して画質も変わらないと思うので無理せず720程度にしておくといいでしょう。
映像の方で解像度も設定しておきましょう。
FPSは30にしておくのがおすすめです。 これもビットレートの影響があり、60にすると画質が大きく低下するからです。
これで設定が完了。後は配信ボタンを押してBeamで自分のチャンネルにアクセスして正しく配信できているか確認しましょう。
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