現在AIが大流行しており、中でもChatGPTは連日テレビでも多くのニュースが出ています。これだけ需用があれば、ChatGPTの運営にかなりの費用がかかっているというのは驚くべきことではありません。
ChatGPT運営は1日9300万円程度？
分析会社のSemiAnalysisチーフアナリスト、ディランパテル氏はOpenAIは1日あたり70万ドル、1クエリあたり36セントのコストがかかっていると推定しています。これは大金であり、Microsoftを初めとするAI企業は重要な高まるAIビジネスのためにNVIDIAなどの企業からGPUを大量に購入する必要があります。実際アナリストは今年OpenAIはNVIDIA GPUを3万個追加で注文する必要があるかも知れないと予測しています。
マイクロソフトは独自AIチップ構築を検討か
マイクロソフトはコストを削減するため、独自のAIチップ｢コードネームAthena｣をすでに社内のグループでテストしていると報じられています。うまくいけばAzure AIサービスの中で独自AIチップが使用される予定です。
報道によれば、MicrosoftはNVIDIAを完全に置き換えるつもりはなく、NVIDIAの依存度を下げることを期待しているとのこと。ChatGPTはMicrosoft Azure上で動作しており、コストを削減することでOpenAIもChatGPTを安く運用することが出来るようになることが期待できます。
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