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ReCoreファーストインプレッション

新作ゲーム買ったらまずはプレイしたさわりのレビューを書こうということで

ファーストインプレッションのコーナーです。

今回予想していたハードルが低かったこともあって想像以上に楽しんでますよ!

 

 

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ReCoreのプレイレビューの前にちょっと発売までの流れも併せてご紹介しましょう。

 

E3で輝いていた作品

E3 2015でReCoreを見たときはプリレンダ映像だけだったので

「そういうゲームが出るのか~」程度しか思っていませんでしたが

E3 2016のハイセンスなゲームプレイトレーラーを見て

私の中では一気に注目の作品になりました。

 

砂漠で世紀末といえばマッドマックスやフォールアウトなど

特に今となってはそれほど珍しくない設定のようにも思えますが、

そういうものって大抵ハードボイルドな作品なんですよね。

 

ReCoreメトロイドっぽいSFな雰囲気と

ジュールという若い女の子が主役、そしてボットのデザインを含めて

なんかとても新しい挑戦をしてる作品なんじゃないかと興味が沸いたのです。

 

 

海外レビューは散々だった

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複数のゲームレビューサイトの平均スコアが見られるサイト

MetaCriticは日本でも人気のWebサイトです。

その平均レビュー点数は100点満点中なんと62点、

これはファーストパーティのタイトルとしてはかなり低い数字です。

 

ここでいくつか大手サイトの海外レビューをご紹介しましょう。

 

IGN 7.3/10

『ReCore』がこれほどの大作になるとは予想していなかったし、どうやら開発陣も同じ気持ちだったのではないかと思う。その世界は、しばらくの間は探索を楽しめるものの、強力な戦闘とプラットフォーミング・ゲームプレーを内包するそれなりの枠組みとして機能するには、あまりに広大で中身が薄すぎるのだ。最高のアーケード風アクション・プラットフォーマーが大きすぎるキャンバス上で引き伸ばされたように感じられ、同じ線をなぞるよう求められることがあまりに多すぎる。

 

Polygon 6.5/10

『ReCore』は駄作ではないが、奇妙な構造と面倒な手順は悪味が悪い。その根っこには幾つかの良いアイデアが詰まっているし、今世代コンソールではあまりお目にかからない種類のアクション・ゲームに優れたヒネリを加えている。その長所は、様々な時代のアクション・ゲームを彷彿とさせてくれるゲームとなっている。だが終盤に差し掛かると、収集だらけの構造とみすぼらしいオープンワールドが全体の体験を貶めている。

 

Gamespot 6.0/10

良い点:
・スピーディでハチャメチャかつ充実したシューティング
・チャーミングなキャラクターCoreBot
・細かな環境ストーリーテリング
悪い点:
・クラッシュやUIのバグ
・長いロード時間
・全体の足を引っ張るお使いクエスト

『ReCore』はチャーミングになりえただけに、つまづきが実に残念だ。PS2やゲームキューブ時代のプラットフォーマーの心を持っていて、宙に浮くライフ・バーや眩いレーザー・ビームがドリームキャスト時代のシューターのように画面を覆いつくし、光る宝石が跳ね回る。今風のビデオゲームが溢れる中、魅力的なオマージュとして際立っている。

もっと好きになりたかったし、長居さえしなければもっと好きになっていただろう。しかし結局は、そのロボットと同じように、『ReCore』は使い古されたパーツに閉じ込められた眩い魂だ。

(引用元:Choke point

 

 

稲船さんやメトロイドプライムの熱心なファンでもなかったですし、

ゲームトレーラーを見ただけではいまいちゲーム内容がピンと来てなかった私は

かなり不安でしかありませんでした。

 

ゲームレビュー

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実際に序盤をプレイした感想

 

良かった点

・思ったより美しいビジュアル

・個性的なキャラクターと素晴らしい世界観

・アクションゲームとしてストレスのない操作

・割り切ったカスタマイズ要素

・安価な価格

・バンカズガレージ大作戦バンドル

・Xbox Play Anywhere対応

 

悪かった点

・ロード時間が長い

・バグが多い

・一部荒いグラフィック

・単調なゲームデザイン

・日本語字幕のみ

 

思ったより大作!

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普通のゲームより20ドルも安いのに

「バンジョーとカズーイの大冒険:ガレージ大作戦」までついてるという

弱気な価格設定だったこともあり、

ボリュームが少ないまたは相当つまらない可能性も考えていたわけですが

その予想は大きく裏切られました。

 

本作はスーパーマリオ64やバンジョーとカズーイの大冒険のような3Dアクションゲームです。

丁度パワースターやサンシャイン、ジグソーのようにコアと呼ばれる物があり、

ダンジョンをクリアしてコアを手に入れそのコアに応じて別のダンジョンにいけるというシステムです。

 

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ダンジョンはファーエデンの砂漠の様々な場所に点在しており、

メインストーリーと関係のない小さなアスレチックステージもたくさん存在するようです。

 

世界観も壮大で人間が殆どいない荒れ果てた砂漠の惑星に眠る

未来技術を探りながら父親の手がかりを探していくという

アクションゲームでありながらストーリー重視な側面もあります。

 

まだ途中なので終わりは見えてきませんが通常プレイでのクリアは

サクサク進んでも10時間くらいはありそうな雰囲気はしてます。

 

 

割り切りが嬉しい

一時期はシンプルな作品が増えていたように思いますが、

最近また収集アイテムやカスタマイズ要素など複雑な作品が増えてきましたね。

しかしリコアではかなりシンプルなカスタマイズ要素となっています。

 

成長要素は主人公は敵を倒したときのレベルアップによる成長のみ、

仲間のロボットは集めたパーツと設計図でパーツを作って付け替えてあげたり、

パワーなどを割り振って成長させてあげることも出来ます。

 

戦闘時にプレイヤーは赤、青、黄の3つの属性攻撃を使うのですが、

敵の色に合わせた色を使うという簡単設計!

私は属性攻撃って苦手で「風って土に強いんだっけ?」とか

最後まで上手く属性要素を使えなかったりするのですが

本作は赤い色してる敵には赤!

黄色い色してたら黄色をぶち込めばいいというとっても

分かりやすいゲームシステムになってます。

 

操作が気持ちいい

本作はほぼオートロック仕様で

大体そっちの方向を向いてLTで狙ってRTで撃てば敵に方に弾が飛んでいきます。

しかし引き金を押していればいいという訳ではなく、

連続で撃っていれば命中精度は下がりますし、

敵の攻撃をダッシュでよけたり、適度にチャージショットでシールドをはがす、

コアを引き抜くといったアクションを上手く使いながら戦います。

 

相手が雑魚キャラでも攻撃力は結構高く、

パワータイプだと3発くらいダメージを受けると死んでしまうので

立ち回りに気をつけて囲まれないように戦うのは結構スリリング!

 

本作を購入前はあんまり想像してなかったのですが、

意外と台を乗りついで進んだり、障害物をよけたりという

アスレチックステージな要素が多く、マリオ64とかに通ずる部分はあると思います。

 

操作性については全く不満がなく、

狙う、撃つ、ジャンプ、ダッシュ、コア抽出、ボットのアクション

すべてが思い通りに動くように感じました。

 

不具合とロード時間

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想像より面白い!とはいえ欠点がないわけではありません。

ざっと遊んだだけでも不具合は結構あります。

透明の床に立つジュール、消えない目標マーカー、

突然のノイズ音、ボス戦でBGMがならない・・・等など

不具合はたくさんあるように思います。

 

しかしどれも細かな不具合でゲーム進行上問題になるレベルのバグは

今のところなさそうなのでまあこの辺はご愛敬・・・といったところでしょうか。

 

またロード時間も耐えられないほどではありませんが結構長めです。

PS2やゲームキューブの時代のちょっと長めのゲームくらいの長さです。

ステージ移動の時に大体ロードが入るのですが、

戦闘中にやられてしまってもこの長いロードが入るのでそれが凄く残念ですね。

ReCoreは以外と敵が強くてやられてしまうこともありますので

ストーリー後半はロードにかなり悩まされる可能性もあります。

 

 

メタスコアは当てにならない?

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私の持論としては90点以上はスコア的な神ゲー認定してもいいと思いますが、

50~90の間の作品に関しては遊んでみるまで分からないという気がします。

 

というのも海外レビューで今年酷かったゲームメタスコア62点の

「スターフォックスゼロ(WiiU)」もプレイした感想としては

スターフォックスらしいゲームデザインでかなり楽しめましたし、

メタスコア64点の「マリオ&ソニックリオオリンピック(WiiU)」も

意外と奥深いミニゲームもあり楽しい作品だと思いました。

 

逆にメタスコアが90点近い評価の高いゲームでも「ボリュームありすぎておなかいっぱい」

「こういうゲームは最近多いし・・・」と思ってしまって最後までやるのが面倒に感じることもあります。

 

なので評価が割れるゲーム、万人受けしないくらいの

ちょっと尖ったゲームが私は好きなのかもしれません。

 

アクション好きなら買っても良いかも

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満足度で言えば今のところかなり満足してます。

 

ゲームデザインは少し古い、ゲームキューブやPS2、ドリキャスの時代のゲームっぽい雰囲気があるので

(コンティニュー時のロードが長いところも含めて)ちょっとレトロな感じがしますが、

逆にいえば最近そういうゲームって本当に少ないなと思うので

今風の洗練されたゲームに少し疲れたなと思ったときに気分転換に遊ぶには丁度良いかもしれません。

 

難易度もほどほどに歯ごたえがあり、気を抜いているとやられちゃうものの

何度もやり直させられるほど面倒なステージは少なくとも

メインストーリーを遊んでる現時点ではないです!

(時間制限系のサブミッションは高難易度だととんでもない気がしてますが・・・)

 

お値段も手頃ですし、気になった方は是非ポチってみて下さいね。

 

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